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ラップダンサー(ラップスティール)

ラップダンサー(ラップスティール)

クラシカルな楽器に現代的なアプローチを仕掛けてみました。
エレキ構造によって通常のサスティンが生まれ、しかし深みのあるナチュラルな音はまるでワイゼンボーンのアコースティックのよう。

大抵のエレクトリックラップスティールギターは座って弾きやすいように棒のような形状をしている。
しかしこのデザインには問題があり、楽器の反響や深みのある音を追求するには木の量が十分でない。
このギターをデザインする時、棒状のようなデザインにしようとしていた。
そこで音質のことを考えたら十分なサスティンは欲しいしクリアでディープなホロウトーンも欲しいとなった。
ボディをシンラインテレキャスターの様に掘ることも考えたが、それでは中高域が削られてしまう。
色々な考えを経てハニーカムボディという方法をとることに決めた。
これはシンラインの様にボディを掘るけれどもそれとは違い、3つの大きな穴を掘ってさらに1cm位の間隔で小さい穴をたくさん掘っていくという方法である。
これなら暖かみのあるローとタイトなハイ、ミッドがバランス良く得ることができる。

材を選ぶにあたって、誰もが迷う事無くボディーとネックはマホガニーを選ぶことだろう。
音質的にも適している。
しかしルックスをワイゼンボーンのようなクラシカルスタイルにしたいとなったら別の問題が出てきた。
伝統的にそれはコアというハワイの貴重な木で作られている。
その木は今は既に伐採を禁止されていて、禁止される以前に切り出されたものしか使えない。
20年代や30年代、これらの楽器が作られ始めた当初は誰も森林伐採を禁ずることはなかったし、簡単にコアの良材を手に入れることができた。
その問題というのがトップ材に何を使うかだ。
思考を重ねた結果、オーストラリアの南東でとても類似した木があるのを見つけた。
タスマニアンブラックウッドと言い、コアと同系統の木で木目・模様とどれも似通っていてさらには一番重要な音質までもがとても近いという。
早速オーストラリアの木材業者に問い合わせ、素晴らしい一品を手に入れる事ができた。
ボディートップと指板、ヘッドトップを全て同じブロックから取ることで色や木目を完璧に一致させた。
ラップスティールプレイヤーで何か特別なものを探している方、新しい事に手を伸ばしてみようかとお考えの方は一度店頭でお試しください。


ネック – 1ピースアフリカンマホガニー Square profile
ボディー – アフリカンマホガニー ハニカム構造
ボディートップ – タスマニアンブラックウッド AAA
フィンガーボード – タスマニアンブラックウッド AA with Clay dot inlays
ヘッドストック Veneer – タスマニアンブラックウッド AAA
ブリッジ – シャーラーSchaller Roller bridge
テールピース – Schroeder Stopbar
ピックアップ – Bare knuckle The Mule (53mm bridge spacing)
コントロール – 2x Vol, 1x Tone (CTS) トグルスイッチ (Switchcraft)
Machine Heads – クルソンTonePros Kluson Deluxe upgrade Tuners with green Keystones
Fret markers – Maple veneer inlaid
ナット幅 – 53mm
バインディング – Cream Plastic with Herringbone Purfling
フィニッシュ – Nitro-Cellulose Lacquer Full Gloss

¥ 345,600