-弦-

JPG strings color

 

エレキギター弦には色んな材質、形状、ゲージ(太さ)があります。ピュアニッケル/ニッケルプレイテッドスチール/スチール、フラットワウンド/セミフラットワウンド等。

用途や好み、変則的なチューニングの場合それに応じて更に太い弦/若しくは細い弦を張る必要があります。

最近リペアやカスタマイズの依頼で7弦ギターを持ってくるお客さんが多いのですが、必ずと言って良い程に弦のゲージはチューニングに対して細すぎる物を張ってある事が多いです。

弦には適切なテンションがかかっていないと幾つか問題が生じます。弦を弾いた際に弦が元の位置に戻るまで時間がかかる(元の位置に引き戻そうとする力が弱い)ので、弦が大きく揺らいでいる間は勿論音程も揺らいでいるという事です。これにより、ぼやけたような、張りの無い音を出力してしまう事になります。テンションが緩いと弦が揺らぎ過ぎ、その結果フレットや指板に当たってビビリの原因にもなります。もう一つ大きな問題となるのが、緩い弦にいくら強くピックを当てようと、弦は大きく揺れる事でそのピックで込めたエネルギーを逃がしてしまい、ギターのボディに伝わる程のエネルギーが残っていません=ボディの鳴りが弦に戻って来ない=当然ピックアップに伝わる信号は弱いものになってしまいますので、出力自体も弱くなってしまいます。

適切ではないテンションの弦を張っているギタリストにはそれぞれ理由があると思いますが、最も多いのが「とりあえずスタンダードなゲージの弦を張った」という理由。例えば、ダダリオの7弦用セットで、一番太い弦が.054の物が「7弦用レギュラー弦」として売られていたりしますが、7弦ギターのスタンダードなチューニングで一番低い音はB。Bで.054は明らかに細過ぎます。せっかく低い音を出すために6弦よりも低音弦が一本増えた楽器なのに、これではローエンドはペラペラです… 少々指が辛かろうが、低音弦はきっちりテンションがかかっていてこそ輪郭のハッキリとしたローエンドとアタックが得られるので、太めの物を張りましょう。それが嫌なら…ローエンドはベーシストに任せておとなしく6弦ギターを弾きましょう。笑

※7弦ギターによってはスケールがスーパーロング等の特殊な物もあり、スケールは長ければ長い程弦にかかるテンションは高くなりますので、通常の7弦ギターではダルダルの弦であっても、長いスケールのギターでは適切という場合もあります。

何とな〜くギターの音に張りが無い、弾いてて反応が悪い、チューニングは合っている筈なのにコードを弾くと音程がズレているように聞こえる…等の症状は弦が原因となっている場合もあります。

自分では原因が解らない、どんな弦が適切か解らない、という方はとりあえず一度我々JPGに相談してみてください! 喜んで相談に乗らせてもらいますので、メールでも構いませんし、ギターを持って来店なさるのも、お気軽にお願いします! 相談料等は勿論要りませんので!(弁護士じゃあるまいし) 宜しくお願いします。

Japansales.jpg@gmail.com

 

※追記!!

ヘッドの角度やブリッジを上げると弦のテンションがキツくなる、という風に思っている人が多いようですが、これは完全なる誤情報です。

ヘッドの角度やブリッジの角度/形状の違いで弦のテンションは絶対に変わりません。弦を引っ張る力はチューニング/弦の太さ/スケールでのみ変動します。

ヘッドの角度やブリッジの高さ/角度 で変わるのはナット、そしてブリッジサドルの二点に弦がしっかりと下に押しつけられる力。この下に加わる力はサステインに繋がりますので、大事な部分です。 ギブソン等のヘッドに角度が付いているのはこのためです。フェンダータイプだとヘッドに角度がないので、ストリングガイド等で弦をヘッド側に引っぱり、ナットにしっかりと力が加わるような仕様になっています。張りのあるトーンを得るには、ナットとブリッジサドルにある程度の力が加わっている状態にあるべきなのです。

ブリッジの上げ下げ/弦高の調整で弦のテンションが変わったように感じる理由 − ブリッジを高くして弦高が上がると、指板と弦の幅が広くなりますので、フレットを押さえる際に、低い弦高の時よりも押さえ込む力が必要になります。おそらくこれが「弦のテンションが上がった」と感じる要因でしょう。

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